自分だけの独自性をつくる1000時間


これからの世界はコンピューターを筆頭にブロックチェーンやAI、RPAで、ほとんどの雑務を排除してしまう。そうなると人が余るので、エッジある価値を提供する独自的専門分野が必要だと思う。最近では若い銀行マンの銀行離れがはじまっている。信用金庫で僕の担当だった若者も先月退職した。。

個人タクシーUBERが一番良い例で、コンピューターが人を操る時代になってきている。ここに行って、この人をピックアップして、この目的地に行ってください、とコンピューターが人を指示する。だから僕らはコンピューターにできないことをやる。それを、やりたくてやっているという意志あるスタンス。

情報が大事なのは誰しもが分かっている。昔はTVのブラウン管を通しだったり、本屋で立ち読みしたり、人に合うことでしか情報が入らなかった。でも今はネットでほとんどの情報を取ることができる。そしてGoogleは人が何を検索(感情や行動)しているかを知っている。ということはGoogle最強!情報を持つものが成功しやすい。

情報を集めて独自性をつくって、それに向けて専門的に研究する。僕はお金について非常に興味があるので、お金と不動産投資をメインに研究を進めている。自分しか気づかないお金の問題を解決したり、独自の方法を持つ専門家として君臨できれば、お金も自然とついてくる。それは世間が必要だから。問題を解決できる人間になること=収益にも繋がりやすい。

また、一つの価値を提供するのではなく、様々な掛け算することでのブランディングには共通点が多くなり、アプローチポイントが増え、コミュニケーションも取りやすい。

一人で世界を変える妄想作戦なんかも面白い。一人でどうやったらその分野のスタンスを変えることができるのか?今まで参入できなかった人をどうやったら入れることができるようになるのか??そんなことを妄想する。妄想からの行動はOK、行動ない妄想はあまり役には立たない。

SNSが広まり、人の幸福が日常的に目に入る。リア充自慢を見せつけられることに嫌気をさしたfacebookなどの若者離れもある。自分にとっての幸福感が何なのか曖昧だと、つい他人の幸福に目を奪われてしまうもの。そこに嫉妬や不満などが時に渦巻くそういう時代。逆になぜかネガティブな意見やこれはダメ、あれはダメ、俺のやっている方法こそ正解だとSNSのウオール街を風切って勝手に歩いているバカげた大人も多い。僕らは、そんなこと気にせずに、自分だけの独自テーマを決めてドップリ研究していこう。

外からの矢をまともに受けると混乱するから基本は内から外への導線をつくる。内がしっかりあれば、必要な情報だけ外から取れば良い。

人の問題を不動産投資に置き換えると、一部のエリアを除けば人口の問題はかなりの問題だ。大概の人は不動産投資をするのに借金をする。借金がゼロであれば人口が減っても支出に限りがあるので、財務はかなり楽になる。しかし、ほとんどの場合、借金の返済があることが財務を苦しくしている。

融資期間があと5年や10年で完済したり、利回りにパンチがあって借金が終わるのが早い状態であれば、人口問題に対しては比較的楽観的だが、ほとんどの場合でサラリーマンがやってきた不動産投資は融資期間30年や下手すると35年、40年、最近で強烈なところでは融資期間45年という長期融資。人口が重くなるエリアでは、どう対応していくのだろうか。

しかしながら初期ステージでは融資期間をある程度長くするのは、一般人がやる不動産投資では鉄則。初期で短くするとコケる可能性が上がる。だが、そればかりになるとCFの先取りと考える人もいる。最終的には客付けができる上での土地値で支えたり、高利回りや好立地でバランスとるか、徐々に余裕できたら短期融資を入れる、など方法いくらでもある。それにキングであるキャッシュ持っていて、ミックスした不動産投資バランスが整っていればいいんじゃないかと僕は思う。

極端にいって、長期融資を引いていても現金で5億円、10億円とあれば、別に長期でキャッシュフローとってもいいんじゃないか?とも考えたりする。なので不動産投資の方法は人によってケースバイケース。

今後、不動産投資も含めて、どの世界で生きるにせよ、人の問題(特に減ることや必要なくなること)はつきまとう。

先日コンビニに入ったらバイトをするならタウンワークが置いてあった。20代の時はよく見ていた。何度も応募した時があった。パラパラとその時はページをめくり月給30万円なんてすごい!と思っていた。月給50万円なんて、あの時の僕からしたら神だ。のぞいてみようかと思ったけどやっぱ必要ないかと思い素通りした。

ハシゴも戦略も大事だけど短期間時間数も重要。1日24時間、1年8544時間。不動産投資やお金に関してどれだけの時間をインプット&アウトプットしているか?儲けは、そこが一つのポイントとなる。この1年で結果が出ないなら、5年後もきっとできていないだろう。今年着ない服はきっと5年後も着ないだろう。

だから1年の8分1程度である1000時間以上集中し、その分野で強烈なエッジを掲げて自分にあった勝てるスタンスをつくる。自分の独自性ある旗を立てること。これからの世界をつくれるのはあなたしかいない。やった先には余裕の世界があるはずだから・・・

この記事を書いた人

  • 紺野健太郎
    毎月100万円キャッシュフロー倶楽部長
    キャッシュフロートリッパー Cashflow Tripper

    不動産投資で夢に向かった仲間を集め、不動産投資とライフスタイルの情報共有する『毎月100万円キャッシュフロー倶楽部』を設立。年間300人以上の相談者が訪れる。現在はCashflow Tripperとしてキャッシュフローをつくりながら 自由な時間を持ち、国内外問わずショートトリップ型の旅に出るという新しいライフワークスタイルを送っている。

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