ワンルームマンション投資失敗か!?電気温水器の故障


ワンルームマンション購入から半年が過ぎようとしていた大晦日の前日、見慣れない番号から携帯へ着信がありました。

毎年平社員の紺野さん
紺野です。もしもし・・・
入居者フィリピーナさん
オオヤサンデスカ?オユデナイデス。。
毎年平社員の紺野さん
・・・

ワンルームマンションの電気温水器が故障!?

ワンルームマンションに住んでいるフィリピン人の入居者からでした。カタコトの日本語で確認できたのは昨夜からお湯が出なくなったということ。

購入するとき一番気にしていた<電気温水器>がやはり故障しました。。電気温水器は新品に交換しようとすると給湯器に比べて倍、下手すると3倍近い金額になります。前のオーナーが1度も交換をしていなかったので、経年劣化でそろそろかなと思った感が見事に的中してしまいました。

スタートした頃は自主管理をしていたこともあり、日夜問わず自分にダイレクトに連絡がきます。そして対応も自分することになります。

まず修理で直るかチャレンジするため、電話でメーカーの修理窓口(パナソニック)に問い合わせしました。ナント!ラッキーなことに12月31日でも動いてくれました。※出張費は3,255円で修理代別途。

しかし当日、メーカーの修理業者さんが現地に着くと約束の時間に入居者は不在。。修理担当の方から、年末最終日で忙しいので今日はこの現場をキャンセルにしたい。という連絡がありました。

結局30分経過しても、連絡も取れない、どこにいるのかわからない、ということで僕はやむをえなく了承しました。

その後、何度か入居者の携帯に電話すると夜になってやっと携帯がつながり、「オユデルカラダイジョウブネ」という展開になり、結局大晦日前日に振り回されてしまいました。

ワンルームマンション投資失敗だと気付いた日

失敗

この年末にドタバタした電気温水器事件から数日後の1月4日。再び入居者から電気温水器のスイッチが入らないと電話がありました。前回手配したメーカーさんに連絡をとり、翌日点検にいってもらいました。

その結果、この電気温水器の故障原因は23年間一度も交換していなかったことによる機器の経年劣化ということが判明。

このワンルームマンションを購入してからまだ半年です。キャッシュフローがほとんど貯まっていない段階での出費でしたので、年始明けから少し気持ちガックリしてしまいました。

電気温水器という品物は給湯器に比べ取替え費用が高く、さらに取扱業者も非常に少ないため、商品の値が下がりずらいのです。しかし賃貸経営者の責務として交換しない訳にはいきません。

しかし、いくら探しても納得できる価格で施工してくれる業者が見つかりません。 知り合いの業者さん含め数社に電気温水器の相見積りをお願いしたところワンルームマンションの電気温水器の相場は24万円~27万円だということがわかりました。

他に方法がないか模索していたところインターネットの楽天で電気温水器本体が送料込みで8万円~9万円で売っていました。調べたところサイズ諸々調べると確実に設置できるかどうか定かではなく、他に設置費用以外にも既存の電気温水器の破棄費用が必要になりました。それを合わせると結果トータルで25万円を超えるということで見送りました。

さらに、いくつか調べているうちに電気温水器本体費、交換費、廃棄費、消費税すべてコミコミで21万円で施工してくれる近くの業者さんを見つけました。

その業者さんが言うには、電気温水器には丸型とBOX型があり、BOX型の方が高いようです。僕の物件にはバルコニーに電気温水器があり、それはBOX型でした。しかしバルコニーにあるおかげで丸型の電気温水器が設置可能だったので、安い丸型の電気温水器を21万円で設置しました。

室内に電気温水器がある場合は大概がBOX型になるので30万円強かかるそうです。

電気温水器付きのワンルームマンションはやはり注意が必要です。購入の際は年式を確認しましょう。壊れてしまうと融資を引いてワンルームマンション投資をしている方は、簡単に収支がひっくり返ります。

フィリピン人の入居者に連絡を取り、年始なので交換できるまでに数日かかることを伝え、電気温水器設置までの間は近くの銭湯を利用して、その費用は家賃から差し引いて入金してもらうことにしました。

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このワンルームマンションからは毎月15,000円程のキャッシュフローでしたので、6ヶ月分が通帳残高に印字されており残高は9万円となっていました。今回かかった費用は21万円。一気にキャッシュフローが吹っ飛び、ワンルームマンション投資って一体何なの??これって失敗じゃないの??という疑問がフツフツ沸いてきたのです。

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収益物件購入体験記2(木造アパート@神奈川県横浜市南区)

この記事を書いた人

  • 紺野健太郎
    毎月100万円キャッシュフロー倶楽部長
    キャッシュフロートリッパー Cashflow Tripper

    不動産投資で夢に向かった仲間を集め、不動産投資とライフスタイルの情報共有する『毎月100万円キャッシュフロー倶楽部』を設立。年間300人以上の相談者が訪れる。現在はCashflow Tripperとしてキャッシュフローをつくりながら 自由な時間を持ち、国内外問わずショートトリップ型の旅に出るという新しいライフワークスタイルを送っている。

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