ネットの仕組みと不動産投資で気になる国エストニア
バルト3国のひとつエストニアのタリン旧市街を訪れました。エストニアという国がとても気になった理由として、不動産投資としてもおもしろそうという視点もあったのですが、何よりネット環境のクオリティの高さ、そして政府一丸となって仕組化している電子制度。
その中の「e-Residency」が非常に気になっています。
エストニアにもマイナンバーのような制度が存在していて、政府はe-Estonia(電子政府)を掲げ、この個人IDでオンライン上、様々な手続きができるように仕組化しています。正直、日本よりかなり先いっている感じです@@、このIT制度のレベルの高さが高評価を得ているようで、あの大前研一氏もエストニアへ視察に来たこともあるそうです。
何気にエストニアは僕もよく利用するネット電話のスカイプ発祥地でもあります。
現在では、外国人もオンライン上で電子居住者になることができるようになっており、IDが取得できると、エストニアでの会社登記、銀行口座開設、公共機関のチケットなど「e-Residency」で活用することができるもようです。
しかし、全てが可能になる訳ではなく、外国人の場合、居住権また選挙での投票権などはさすがにありません。ただ、税金関係の手続きが楽で、電子居住者としてオンラインで手続きができ、電子署名も同様オンラインで、できるようになっています。こういった環境から海外をうろつくIT系ビジネストラベラーには、この制度おもしろい一面として活用する日も来るのではないでしょうか。
エストニアのタリン旧市街にある5つ星ホテル「Savoy Boutique Hotel」に宿泊してみました
旧市街の南東にあるサヴォイ ブティック ホテルに宿を取りました。この建物は19世紀の建築物をアールデコ調に改装したホテルです
敷地内にある謎の銅像がお出迎え
フロントカウンター兼ラウンジ。スタッフの対応も良かったです
ヨーロッパ圏内の歴史深い建築物には定番のレトロなエレベーター
ほとんどのホテルの床を見ていくと、実は絨毯(じゅうたん)になっていることに、遅かれながら最近気づきました。この重厚感がある雰囲気が出せるひとつの要因は絨毯にあると思いました。手入れが大変そうなのでアパート経営には向かないですが、カフェスタイルなどにするときは絨毯1枚引くだけでもインパクト変わりそうです
壁は全体的にホワイトクリームを使用していて小さな箇所に鉄(アイアン)が使われています
ホテルからのメッセージと花。バルト3国を旅する最中、至る所で花屋を見かけます。デートの際は花を渡す習慣が日常的にあるそうで、花を持った男性や花を受け取って一緒に歩いている女性をよく見かけます
5つ星になるとバスローブが必ずといっていい程、置いてあります
ベットに置かれていた就寝前のチョコレート(キットカットに近い食感にラム酒がほんのり香る)。チョコレートに含まれているカフェインの一種、テオブロミンには、自律神経の働きを整え、心をリラックスさせる作用があるとされているので適度に食べるのは個人的にありだと思います
洗面所にも花が飾られています。さらに階段や部屋の中、レストラン、ロビーなど。とにかく至る所に花が飾られているのが印象的なホテル
英国王室御用達「FLORIS」がアメニティとして置かれていました
石畳を歩くと普段より足への負担が重く、むくみが凄いのでバスルーム付きはありがたい
2重冊子のうえ、さらに扉がついています。タリンは過去最低気温でマイナス31、4度を記録したことがあり、僕が滞在中の4月でも夜の気温はマイナスの世界でした
窓からの景色。写真右下にカフェでもないのに置かれている椅子やテーブルがなんともお洒落感満載です
普通にミニバー
普通にコーヒー、紅茶セット
これは絶対必須のセキュリティボックス。お金がないバックパッカーだと大概部屋は大部屋(ドミトリー)になるので通常セキュリティボックスがありません。ドミトリーで大人数で寝ていると貴重品類が心配になります。心配が増えると旅に余計なストレスがかかります、、
カーテンを束ねるアイアンが、とても良い味を出しています
椅子が余っていたので机ではなく、外が見える窓に向けて配置して作業場にしてみました@@、
バルト3国のホテルは大概が朝食込みのようです
北欧ということもあってサーモンが美味しい!!
フルーツも美味しいですが中でもパンとバターなどの乳製品が美味しかったです
フルーツ、クッキー、ジュース、パンケーキなど他にも種類はかなり豊富で朝食はかなり充実しています
不動産投資に役に立てる為、建築を見ながらタリン旧市街を散策してみました
気温はマイナスなので防寒備して散策に挑みます@@!
石畳の上にこの椅子と机そして花のコントラストが絶妙
散策していると、こういった石の擁壁の地下にレストランがあったりします。ここはGloria Wine Cellarというお店で、その名の通りワインセラーです
タリンの旧市街は北欧でも建築物がよく保存されているようで至るところにこういった彫刻を見ることができます
旧市街で迷ったときには、このラエコヤ広場に出れば散策の体制を立て直せます
タリンの中心部付近で91平米で約2500万円、フランスのパリ中心部(20区内)ではおそらく15〜25平米程度のワンルームしか買えない値段です
同じエリアで同じような間取りを賃貸に出すと約10万円、いくつか販売図面と賃貸図面そしてエリアと間取りをピックアップして計算してみるとおおむね中心部(旧市街除く)で利回り5%前後となります
翌日は晴天で散策日和!治安もよく街として安定感があります
一方通行や突如現れる小さいトンネルや擁壁などタリンの旧市街を車で移動するのは困難
Paks Margareetaの門(日本語では通称ふとっちょマルガレータ)街の最も重要な出入口を守るために1529年に建てられたそうです
この城壁が最初に造られたのが13世紀、かつては2、5kmあったそうですが現在は1、85km
小さなバックパッカーになり街を散策中
聖オレフ教会は何度も落雷を受けて焼け落ちているようで写真が残っていました。15世紀当時には159mもあったそうです
旧市街が一望できるということで入ってみました
2ユーロ払ってチケットを購入、現在は123mになっているらしく、どうやら60mのところまで登れるようです
エジプトのピラミットよりはマシですが、かなり狭い
狭い螺旋階段をクルクル登ること約10分
旧市街が一望できる絶景ポジションに!旧市街は迷路のようになっているのがこれで位置確認ができます
反対側に出ると写真右上がタリン港。ヘルシンキ港からあそこに到着したのです
教会が結構好きなので席に座ってゆっくりした時間を堪能します
散策を続けていると床屋発見!
そして中庭の広場に出たとたん、、!枕を持って叩き合っている群衆に巻き込まれ・・・
バットマンまで現れました(笑)
かなり手入れされているブラックホース
まるで中世にいるようなアーモンド売りの少女。このアーモンド500円くらいで売っています
もはやドラクエやFFの世界デス、ここを通るとどうなるのか・・・
公園の雰囲気もとても良いです
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
個人的に初となるロシア系の教会。かなり派手な印象
おとぎの国のような可愛らしい人形がよく店の前に立っています
写真が暗くて見えずらいですが右にいるのが弾き語り、歩いているとチラホラいるストリートミュージシャン。自然と音楽にふれることができます
「死のダンス」で有名な聖ニコラス教会
床には、なにやら解読不能な文字が・・・
これが「死のダンス」もとはあらゆる階層の人々が50以上描かれた長い作品だったのですが、実際に現存できているのはこれだけのようです
この空気感がどうしても写真で伝わらないですが、とても落ち着きます
ステンドグラスから後光がさしています
タリン市内最古のカフェテリア「マイアスモック・コフィック(Maiasmokk Kohvik)」
1864年創業したお菓子屋さん兼カフェで右側の黄色の建物です
歴史を感じさせるクラッシックなインテリアが印象的
このカウンターには電源もありfree wifiもスピードが速い、ただお客が途切れることがないので長時間は寛ぎずらい
大好物のティラミスがあったのですが気になるチョコレートケーキをチョイス
このカウンターでチョコレートケーキとブラックコーヒーそしてパソコンでのライフワークは最高です
この旅チョコレート三昧です
職人たちの中庭にあるカフェテリア「ピエール・ショコラテリー(Pierre Chocolaterie)」
チョコレート専門のカフェと聞きつけ探すこと1時間。。
この門を抜けていくと工房が集まる一角にあるカフェ
気温マイナスの中、誰がこの席に座るんだ(笑)と思いながら店内へ
中に入ると噂通りチョコレートだらけ。ここでおすすめを聞いてみるとホームメイドケーキがスーパー!だという店員
おとぎの国らしきカフェを想像していったのですが、中は意外にもボヘミアンな雰囲気
暖炉が似合うカフェといったところで先程のカフェと違ってかなり落ち着きます
チョコレートベースのホームメイドケーキは日本のケーキの大きさ2倍、、女子力が低く完食はできませんでしたが味は絶品です
こういう空間にいると不動産投資戦略やライフスタイルの考えなど発想がいつもと異なる角度で浮かんできます。それが仕組みになり、戦略になり「不動産投資×ライフスタイル」を豊かにしてくれます。たまには自分との対話を異空間で!
床の上に惹かれた絨毯(じゅうたん)。この旅で気になるリストに入った絨毯。賃貸経営のリフォームで何か活用できないか思案中
トリップアドバイザーでタリン1位に輝くレストラン「ラタスカエヴ(Rataskaevu16)」
12時が開店。並んで待っていると続々と人がやってきます@@、
ほぼ一番乗りグループで突撃。お店の中はこんな感じです
ファミリー向けの席
外の気温低いのでスープがかなり美味しく感じられます
ソラマメ、大麦割り、にんじん、豚肉のスープ
ホームメイドブレッド
サービスで付いてきた超ミニパン、お菓子だと思って食べたらサワークリームぽい味でした@@;
サーモンのグリル焼きに新鮮なイクラが乗っていて、ポテト、アスパラガス、エンドウ豆が添えてあって評判通り相当美味しい@@、
地元っ子にも大人気のようですぐに満席となりました
タリンの旧市街から次回はラトビアのリガという街にバスで向かいます
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お金とキャッシュフローそして時間があるバックパッカーとして歴史深きバルト3国を巡る一人旅(ラトビア編)
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